調味料 スタミナ源タレ
私は調味料が好きだ。
専ら、家で料理をする私にとって
素材にこだわることは非常にハードルが高い。美味い肉屋、八百屋、魚屋が近くにあれば話は別だ。コンビニの延長のようなある意味非常に便利で安価なスーパーが栄える昨今、こだわりの素材など、
毎日揃えようにも利便性やコスト面を考えると現実的ではない。
また、料理の腕前に自信のある訳でもない。ただ毎日の食事が自分好みでありさえすれば良いのだ、誰かに供する訳でもないのだから。
私が調味料が好きな理由はそこにある。
土地土地の先人達が、土地土地の物産を使って作る調味料。なんてことはない肉や野菜や魚が底抜けに美味くなる。
私は旅行も大好きであるから、国内海外問わず必ずその土地の調味料を買い求め、自宅で楽しむのが一番の楽しみなのである。
今回紹介するのは、
上北農産加工の「スタミナ源タレ」
である。
この種のタレで大嫌いなのが
塩味ばかりで旨味の薄いもの。
箸の先につけてタレだけを味わっても
奥深さを感じるようでなければいかん。
そういった点で、このスタミナ源タレは
優れている。
正直、どんな食材でも良いのだ。
もやしを彼で炒めるだけで、
料理としての「もやし炒め」が完成する。
チャーハンに少量加えるだけで、
深みのあるチャーハンが出来上がる。
醤油ベースだけでなく塩ベースタイプもあるので、中華料理店のような塩焼きそばまで、彼だけで作れてしまうのだ。
あー書き連ねているうちに、
愛おしさすら感じてきた。
いつもニコニコしながら、
どんな仕事でも「やってみますね!」と
前向きに取り組む後輩のような愛おしさである。
僕、肉専門なんですよ。
私、野菜との相性がいいのになあ。
専門性が高いのは、別に悪いことではない。しかし、冷蔵庫にあるどんな食材でも受け止めてくれる懐の深さは、スタミナ源タレの右に出るものなし。
そう思うのだ。
上北農産加工に最大級の賛辞を送りたい。皆さんが世に送り出すスタミナ源タレは、間違いなく日本の、いや世界の食卓を豊かにする。心の底からそう思う。
ありがとう、源タレ。
ありがとう、上北農産加工。
門